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仲ノ町残照 

今ここにいた電車が、光の粒子になって飛んでいった。
白い光と、赤い光。


「仲ノ町残照」

窓の四角い形を、空中に残して目の前の電車は飛んでいった。
赤いテールも、赤い光のラインになった。

夜の仲ノ町に人影もなく、
光のラインが残るのみ。

光になった電車の後には、ホームを照らす光がより白く輝きだした。

そして、駅の光も粒子になって、目の前から飛んで行きそうだった。

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