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林を抜けて [銚子電鉄:君ケ浜]
海鹿島から君ケ浜の林を抜けて、木挽踏切を通過する夢二電車。
日の入りが早くなって、夕暮れから咲き始めるマツヨイグサの花が、
低い太陽の光で照らされていた。
夢二の宵待草は明治の末に銚子の君ケ浜で生まれ、
大正に移り変わるなかで、歌として世に広まって行った。
その当時は、まだ銚子電鉄の線路は無く、
この地の風景も全く違っていたのだろう。
時を経て君ケ浜の地には、夢二電車の走る音が広がる風景がある。
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