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夜から夜へ 

夜と夜の境目に、小さな駅がある。
待合室がホームから落ちそうに乗っているだけの無人駅。


「夜から夜へ」

夜の闇に浮び上がる2本の線路。
寄添うように、短いホームがそこにある。

夜の旅人が、外灯に照られた駅を見つけてほっとする。
ここから、電車に乗って行こうか。

夜の旅もそろそろ飽きた。
電車に乗ったら、明るい町に行けるだろうか。

線路の行方に目をやると、
駅の灯のその向うには、やっぱり夜が続いている。

電車に乗っても、夜の旅は終りそうもない。

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