フラワーギフト

静かなる踏切り 

音のしない静かな踏切りに、主役も静かに現れる。
すっと現れ、目の前の踏切りを横切って行く。


「静かなる踏切り」

ゆっくり走る主役の音は、意外と小さい。
風向きよっては、近くに来るまで気が付かない時もある。

ここを渡るときは、特別の儀式がある。
踏切りの手前で、ゆっくり止り、心静める。
そして、右と左を交互に見る。
主役がいないことを確認して、徐に左足から踏出す。
そして、速やかに2本の鉄の轍を踏越える。

これが、ここを渡る時の、儀式になる。

今日も無事を祈って。

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