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まつぼっくり [銚子電鉄:君ヶ浜近郊]
君ヶ浜駅からいつもの踏切へ歩いていたら、
塀の上にまつぼっくりがぽつんと落ちていた。
落ちていたと言うよりも、誰かが拾ってきて置いていったようだ。
君ヶ浜駅から海に行く道は、防風林の松林が続いている。
そこで遊んでいた子供たちが置いていったのだろう。
まつぼっくりの先には、暖かそうな午後の日差しに包まれた、
銚電のいつもの踏切が、いつものように立っていた。
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