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風になる [銚子電鉄:君ヶ浜]
普段は空気のごとく存在する2本のレールも、
時折吹く風で空気を意識するように、
列車の通過でそこに線路が生きていることを実感する。
銚子電鉄は銚子を吹き抜ける風の如し。
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キャベツの子守唄 [銚子電鉄:君ケ浜]
季節変わり [銚子電鉄:君ヶ浜]
19号踏切の夏風景 [銚子電鉄:君ヶ浜]

トウモロコシと青い電車と青い空。
君ケ浜19号踏切に夏がやってきました。
陽射しを遮るものがないので、太陽の光が容赦なく降り注ぐところですが、
青い電車は海の涼しい風も一緒に運んで来て、
君ケ浜は一瞬で過ごしやすい、オアシスに変えてしまう。
西日の中へ [銚子電鉄:君ヶ浜]
西の空に太陽が傾き始めると、
背後の木々の影もゆっくりと線路際に伸びてきた。
その影と影の間に丁度列車が収まりそうだと思い、
19号踏切のお立ち台でカメラを構える。
そうして待っている間にも、西の太陽の動きは早く、
じわりじわりと影も線路を覆うかと思うほど。
と思っていると、林の中からジョイントの音を響かせて、
青い車体の3000形がやって来た。
緑のトンネル [銚子電鉄:犬吠]
6月に入ってますます緑濃く、初夏への入口もすぐそこに。
その緑に包まれる緑のトンネルを抜けて、
海色電車が犬吠駅を出発しました。
線路の両側にはアジサイの花も色を付け始めて、
緑の中に彩を添える沿線風景が見られます。
緑の窓 [銚子電鉄:本銚子]
狭い坂道を下って行くと、突然現れる緑の窓。
その向こうには線路が見えて、海色電車が通り過ぎていった。
線路を越えた向こう側にも道は続いて、
その先には浅間様への階段へと繋がっている。
浅間様がここに祀られたのは江戸時代中期とあるので、
線路が通る以前は浅間様への参道だったのかも知れないと、
見ぬ時代へ思いを馳せる。
(想像の物語なので、事実は分かりません)
森の中から [銚子電鉄:君ケ浜]
緑の森から産まれるように、3000形が姿を現した。
その路の木々たちは、未来へ向かう列車をザワザワと歓迎する。
その声援に応えるように、車輪の音を響かせて君ケ浜を目指して行く。
木陰の道 [銚子電鉄:本銚子]
黄色い花の咲くころ [銚子電鉄:君ヶ浜]
初夏の入り口に咲き始める黄色い花。
コマツヨイグサの花が沿線に咲き始めました。
草丈の低い小さな花で、一晩で赤く萎んでしまいます。
そんな花の短さからか、花言葉は
「物言わぬ恋、ほのかな恋、浴後の美人、
入浴後の乙女、魔法、移ろいやすさ」
とついています。