下津井の駅 [下津井電鉄]

Posted by ぐう on 2012年 26日  ☆ 下津井電鉄(廃線)   2 comments   0 trackback

「下津井の駅」


線路跡を歩いて、いよいよ下津井の港が近づいて来た。
道路のガードを潜ると目の前が開け、
かつての電車たちの姿が見えた。

ここに保存されていることは、事前に知っていたが、
線路の無い道を歩いて来た最後に、
この風景を見ると感慨深いものがある。

走っていた電車がここに集まって、
廃線の日を迎えたときには、どんな思いでいたのだろう。

もう走ることのない電車たち。
ナローという規格故に、他で活躍する場も限られてしまうが、
一度走る姿をこの目で見てみたいと思いながら、
下津井の町を後にしました。

幻影 [下津井電鉄]

Posted by ぐう on 2012年 25日  ☆ 下津井電鉄(廃線)   2 comments   0 trackback

「幻影」


下津井の町に入る頃、ふと足元を見るとそこに線路が現れていた。
かつてあった線路そのままに、影が続いている。

ここに居ると、やがて幻の電車が走って来るようにも思えてくる。
しかし、雲が太陽を隠すと、幻の線路は光を失うように、
地面の上から消えて行った。

春を待つ駅 [下津井電鉄:琴海]

Posted by ぐう on 2012年 24日  ☆ 下津井電鉄(廃線)   0 comments   0 trackback

「春を待つ駅」


下津井電鉄線路跡に沿って、緩やかな坂を登って来ると「琴海」の駅跡に到着。
ホームに立つと、目の前に瀬戸内海が開けています。

構内に植えられた桜の木が、穏やかな瀬戸内の日差しを受けて、
直ぐにでも花を咲かせたがっているようです。

丘の上の小さな駅に、春の風が吹いたら、
満開の桜に囲まれて、往時の賑やかだった頃が蘇って来るのかも知れません。



記憶のカケラ [下津井電鉄:沿線]

Posted by ぐう on 2012年 23日  ☆ 下津井電鉄(廃線)   0 comments   0 trackback

「記憶のカケラ」


下津井電鉄の線路跡は、児島から下津井まで散策路として整備されていますが、
歩いている人はほとんど見ませんでした。
たまに、犬の散歩で地元の方がちらりと歩いていたり、
ジョギング青年が追い越して行ったりしましたが、
観光や廃線目当ての人は、赤崎の駅ですれ違った一人だけでした。

少ない擦れ違いに、唯一、地元のおばあさんと話を伺うことが出来ました。
電車が走っていた頃は、毎日のように乗って、岡山まで出かけていたそうで、
廃線になってからは、ほとんど出かけることも無くなってしまったと話していました。

廃線は1991年の事。
電車が走っていた記憶は、もう二昔も前になるのですね。
その記憶もやがては、この架線柱だけが知っていることになるのでしょう。
そして、いつか朽ち落ちたときに、
電車が走っていた記憶もカケラでしかなくなるのかも知れません。

時は流れる [下津井電鉄:沿線]

Posted by ぐう on 2012年 22日  ☆ 下津井電鉄(廃線)   0 comments   0 trackback

「時は流れる」


下津井電鉄は、ここで児島を発車して初めて瀬戸大橋線と交差します。
時代の最先端の巨大な橋に流れ込む列車を見ながら、
時代に乗り遅れないように、必死で走り続けた下津井電鉄。
小さな車体を揺らせながら、高架橋の下を潜って走っていました。

大きな夢の架け橋となる瀬戸大橋が、
下津井電鉄は将来へ夢をつなげることが出来なかったのです。

ここに来るまでは、点々と残されていた架線柱が、
瀬戸大橋線に周りでは、その存在から遠慮するように、
ここだけしか残っていませんでした。

ほのぼの [下津井電鉄:沿線]

Posted by ぐう on 2012年 21日  ☆ 下津井電鉄(廃線)   0 comments   0 trackback

「ほのぼの」


架線柱を囲むようにユーカリの木が育っていた。
線路が無くなってから植えた木か、
もともとあった木が枝を伸ばしてきたのか。

はじめは気が付かずに、このユーカリの下を通りすぎてしまいました。
しばらく歩いて、ふと振り向くと、ユーカリの木と同化した、
1本の架線柱が目に入りました。

引き返して、枝越しに見える架線柱の下でカメラを構えて見ます。
白く光る葉と青い空が、下津井電鉄の遺構をほのぼのと見せてくれます。

廃線になった架線柱が、なぜだか魅力的に思えてしまう。
その魅力を持ち帰ろうと、逆光で撮ったり、シルエットにしてみたり。

あれこれ撮って、お気に入りがちょっと絞りを開けた、
この写真で架線柱の魅力が、分かる・・・かな?

四方山話 [下津井電鉄:沿線]

Posted by ぐう on 2012年 20日  ☆ 下津井電鉄(廃線)   0 comments   0 trackback

「四方山話」


ここまでほぼ直線で来た線路道が、左へ大きくカーブする。
カーブに合わせるように、架線柱も間隔が短くなります。

お互いが顔を摺り寄せて、長いこと世間話をしているような風景です。

架線柱1「なあ、俺たちいつからここに立っているんだ」

架線柱2「いつだったかな。昔は、架線を吊り下げて、走る電車に電気を送っていたんだよな」

架線柱1「小さな電車が、たくさんのお客さん乗せて、ガタゴト走っていたよな。」

架線柱2「時々、小さな子どもが手を振ってくれてね。こっちも手を振りたかったけど、
架線を振り下げていたから、そうそう手を振ることも出来なかった」

架線柱1「また来てくれるかなと思っていたら、ある日突然電車が来なくなってしまった」

架線柱2「どうしたんだと話していたら、線路がどんどん剥がされて行くじゃないか」

架線柱1「あれを見て、俺たちの役目が終わったんだなって思ったよ」

こんなことを、来る日も来る日も話しているのかも知れません。

小さな電車の駅 [下津井電鉄:備前赤崎]

Posted by ぐう on 2012年 19日  ☆ 下津井電鉄(廃線)   0 comments   0 trackback



IMG_9328.jpg
「小さな電車の駅」


下津井電鉄の架線柱の下を児島から歩いて行くと、備前赤崎の駅に着きます。
駅舎は解体されて跡形もなく、当時の雰囲気はわかりませんが、
ホームが残されているので、電車が止まっている様子だけは想像出来ます。

ホームは2面あったようで、反対側のホーム上に駅名標を模した風の道の案内がありました。
町中にある駅なので、往時は賑わいを見せていたのではないでしょうか。

2012年冬旅 架線柱の記憶 [下津井電鉄:沿線]

Posted by ぐう on 2012年 18日  ☆ 下津井電鉄(廃線)   0 comments   0 trackback

「架線柱の記憶」


下津井電鉄の最盛期は、岡山県の茶屋町から下津井まで、
21キロの路線があり、年間260万人の人を運んでいました。

車の波が地方に押し寄せてくると、利用者は減って行き、
茶屋町と児島の路線は廃線となります。

残った、児島、下津井の16.3キロで起死回生へ向けた取り組みが始まります。

児島坂出ルートの本四橋の開通で、
橋を眺めるビューポイントと鷲羽山をめぐる観光鉄道として再起を掛けます。
そのために「メリーベル」と名乗る展望列車を新調しました。

しかし、本四橋ブームは呆気無く終わり、
同時に下津井電鉄も廃線の運命を辿ります。

2012年冬旅 下津井を歩く [下津井電鉄:沿線]

Posted by ぐう on 2012年 17日  ☆ 下津井電鉄(廃線)   0 comments   0 trackback

「下津井を歩く」


今年の正月は印象に残る鐵道と出会うことが出来た。
瀬戸内海に面した町、下津井まで伸びる「下津井電鉄」の風景です。

この鉄道、写真の通り地面にはレールがありません。
そう、平成3年に廃線となったナロー規格の鉄道です。

現在残るのは、鉄骨の架線柱と駅のホームが残るのみで、
沿線にはレールの名残は全く見られませんでした。

線路の敷かれていた道は、「風の道」と名付けられた遊歩道として整備されています。
架線柱を撤去しなかったのは、ここに電車が走っていた証を残したかったのか、
その心はわかりませんが、電車へのこだわりが見えてくる、風の道です。

この道は、児島から下津井まで6.3キロの距離を、
当時の線路道そのままに歩くことが出来ます。
今回の2012年冬旅では、この全線を児島から下津井まで歩いて見ました。

児島の町中から港町下津井へつながる道は、銚子電鉄の印象にも似ています。
駅数は銚子の半分ですが、偶然にも距離がほぼ同じ。
どことなく銚子電鉄と重ねて見ながらの、沿線歩きとなりました。

今日から何回かで、下津井電鉄の風景を載せて行きたいと思います。
  

プロフィール

ぐう

Author:ぐう
銚子電鉄ガタゴト乗れば、
上り銚子はいい調子
そんないい日に銚子の町で
あの景色に、この景色
いつも見慣れた銚子の町も
カメラ片手に、大発見
銚子のいいとこ、再発見!

銚子の町から、初めて訪れる町へ、
小さな物語を探して、旅をしています。

掲載写真は、時系列に並んでいませんので、
現在では見られない風景もあります。




使用器材
CANON EOS5DMark2
CANON EOS7D
CANON EOSKISSX2
CANON S100
FUJIFILM X-E2

CANON EF70-200mm F4L IS USM
CANON EF50mm F1.8 STM
CANON EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
CANON EF-S10-22mm F3.5-4.5
CANON EF-40mm F2.8 STM

SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO
TAMRON AF18-270mm B003E
TAMRON AF90/2.8マクロ 272E
TAMRON SP150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)
FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

M42 EOSアダプター
M42 ROYAL テレコンバーター 2x
M42 SMC TAKUMAR 300mm/F4
M42 SMC TAKUMAR 135mm/F3.5
M42 SMC TAKUMAR 105mm/F2.8
M42 SMC TAKUMAR 50mm/F1.4
M42 KMZ INDUSTAR 50-2 50mm/F3.5
M42 Auto-Takumar 55mm/F2
M42 Super Takumar 35mm/F3.5
M42 Auto-Marexar 28mm/F2.8

三脚
ベルボン
ベルボンUT-43Q
自由雲台 KTSPRO 50





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