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桜の頃 「銚子電鉄:仲ノ町駅]
夏ですが桜の頃の風景をお届け。
掲載しそびれていた仲ノ町駅の桜とデハ1002の競演。
仲ノ町駅の片隅にひっそりと咲いているので、
ホームからは見過ごしてしまいそうです。
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外川に居る [銚子電鉄:外川駅]
外川はGAREの庭から、夜の外川駅夜景。
普段は仲ノ町駅に居るデハ1002とデキ3が外川駅に移動中。
ここからでは、小さなデキ3の姿がデハ1002の影に隠れて、
見え難いのは残念なところですが、
それでも貴重な外川駅風景を見せてくれています。
夜の赤 [銚子電鉄:仲ノ町]
夜の闇に静かに佇むデハ1002を、仲ノ町の構内に見つけた。
冷え込む夜に明かりの消えた車内はが、一段と冷たく思えてくる。
小さな明かりだけが、デハ1002の存在を見守り続けている。
いつまでここにいるのか分からないけど、
明かりに浮かぶ車体の色はいつまでも忘れらない。
その色を記憶の中に仕舞い込むように、
カメラのシャッターを静かに切った。
ラストイヌボウ [銚子電鉄:犬吠駅]
デハ1002のラストランは、この時刻が本当の最終列車。
犬吠駅に停車するのも、これが最後の風景になる。
いつも以上に発車が名残惜しく、ゆっくりとホームを離れて行くデハ1002。
ホームでは、電車が見えなくなるまで手を振っている駅員さんの姿が、
いつまでも印象に残る犬吠駅のホームだった。
ありがとう [銚子電鉄:仲ノ町]
最後の一日を精一杯走り抜けるデハ1002には、
ありがとうの文字が入った、特別なヘッドマークを付けていた。
歴代のボディーカラーをあしらったヘッドマークは、
謂わば勲章のような存在に見える。
ちょっと誇らしげで、ちょっと寂しげなデハ1002。
20年の間、銚子の大地をガタガタゴトゴト揺れながら走り続け、
ラストランの日は多くの人たちにその姿を見送られていた。
赤い思い出 [銚子電鉄:本銚子]
デハ1002の赤い色は、沿線のどこに居ても存在感のある色。
ラストランの日も、どこでその姿をカメラに残そうかと考えていた。
一番の定番は君ケ浜。人出も一番多いだろうと、
もう一つの定番となる、本銚子の橋の上で待ってみました。
ここで見送る人も多いだろうと思っていたら、3人ほど。
その内の一人の女性は、カメラを持たずに線路の先を見守っています。
踏切の音が鳴って、間もなく現れたのは単行となったデハ1002。
足元を走り過ぎていったデハ1002が見えなくなると、
「この電車は整理券が無くても乗れますか」と尋ねて来ました。
「整理券は2連の時だけなので、今はどなたでも乗れますよ」と伝えると、
「もう一度乗って来ます」と急いでこの場を離れて行きました。
どんな思いがあるのか、聞くことは出来ませんでしたが、
人それぞれの思い出と共に、デハ1002は最後の走行をしていました。
控えめ [銚子電鉄:本銚子]
冬の褪せた風景の中では、赤いボディーはどこに居ても目立ってしまう。
あまりにも印象に残る赤い色。
もう記憶のでしかその電車は走らないけれど、
銚子電鉄沿線に居ると、カーブの向こうから赤い色が現れるかもと、
つい目を凝らして見てしまう。
その色を控えめに置いた一枚が気に成った。
ラストランの日 [銚子電鉄:仲ノ町]
デハ1002ラストランの日、沿線には多くの鉄道ファンが詰めかけ大賑わいの一日。
沿線に人が溢れているのを見るのは、何時ぶりだろうか。
それぞれが思い思いの記憶に収め、カメラの中に残されてゆく。
全ての写真を集めたらいったい何枚になるのやら。
10万枚は下らないだろうなと思いながら、その内の一枚を自分のカメラに収めてゆく。
今日だけの記憶、今日が最後のその姿。
そして今は、その記憶を辿りながら、足跡をブログに残している。
キャベツ畑 [銚子電鉄:君ケ浜]
デハ1002ラストランの走行。
キャベツ畑から車両にフォーカスを合わせての一枚。
赤と緑のコントラストは目に焼き付くほど印象に残る風景。
1両で走る姿は沿線風景に収まり良く、銚子電鉄らしさがにじみ出ている。
同じ形の車両はもう一両、デハ1001銀座線カラーの黄色が走るのみ。
その引退も間近に迫る今日このごろの、銚子の風景。
赤い電車が走る [銚子電鉄:君ケ浜]
デハ1002ラストランの日。
快晴に恵まれ、沿線には多くの人達が赤い電車の姿を見送りました。
もちろん沿線のキャベツたちも、物は言わねど緑色の彩りを添えて、
デハ1002が走る風景を作っていました。
その中を行く車体は、一層赤が冴えて存在感が増しています。
海鹿島から君ケ浜、犬吠、外川間はキャベツが一面に植えられている場所。
その風景との共演もこの日を限りに、見ることが出来なくなりました。